2014.08.04 Monday
検査結果でました!
ご報告が遅くなりました。
てぃだの足裏の出来物の病理検査の結果が出ました。
形質細胞腫の良性です。
良かったと言うべきか、良くなかったと言うべきか・・・。
何でもなかった、ただのタコだった、というのがベストだったんですけども・・・
命に関わることではないので、良かった! 本当に良かった!!と思っています。
心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。
さて、治療法ですが・・・。
悩みました。病理の結果が出るまで2週間。それからまた数日。
こんなにも私は優柔不断だったのかと・・・。
ここからは長くなりますので興味のある方だけお読みください。
結果が出るまでの2週間で私の気持ちは決まっていました。
悪性だったら言うまでもなく、やれることは全てやる。
良性だったら、びっこになってもらおう。
・・・というのも、調べれば調べるほど放射線治療のリスクに怖さを感じたからです。
人間と違ってワンコは毎回全身麻酔になります。
肝臓にも負担をかける。
てぃだは若い頃から肝臓の数値が良くありません。
それに、何をしているのか本人が理解できないから、そのストレスや体調不良で病気でない子まで病気になってしまいそうで。
別の癌を作ってしまいそうな・・・。
びっこ。
犬は適応能力が高いので、慣れてしまえば びっこで走ってる子もいる。
そう。うちの店に来ている子でも3頭いるけど、みんな気にせず意外と素早い動きをする。
本当はとっても悲しいけど、外科手術で取り除いたほうが完全切除できる可能性は高い。
内臓に負担をかけて、将来的に別の病気を併発しそうだと心配するよりも良いのではないか?
そう決めて病理の結果と治療方針を聞きに病院へ。
やはり外科手術より放射線治療と必要ならば抗がん剤をすすめられた。
犬は前足に全体重の70%をかけて歩く。
しかも てぃだは外側に体重をかける。(パットの硬さで判断)
そして腫瘍は大きなパットの外側にあり、そこを3分の1切除することになる。
びっこになる確率は高い。
頭をそうとう振って歩くよ・・・と。
そうだ!
言われてみれば、私が知ってるびっこの子は みんな後ろ足だ。
前足を傷めたような子を思い出してみると、そうとう歩きずらそうに頭を振ってバランスをとりながら歩く。
スコッチは体の割に頭部がでかい。尚更かな?
それはキツイ。
それからパットの切除は術後のケアが大変らしい。
痛みに強い犬は数日すれば その足を使って歩こうとする。
そうすると傷口が破裂して再手術もあり得る。
つまり、放射線治療よりもずっと深く長い麻酔をまたする事になる。
やはり放射線治療にするしかないみたいだ。
治療も5回で大丈夫だろうと。
頑張ってもらおう。そうしよう。
・・・と決めたのに、翌日にはまた悩む。
放っておいても悪性になることはないらしい。
では大きくなってきたら治療を始めたらいいのでは?
でもそうするとパットの溶ける部分は大きくなるということだ。
治療の回数ももちろん増える。
ということは麻酔の回数も。
悩んで悩んで悩んで・・・。
セカンドオピニオンを2回して、全部で3人の獣医師の話を聞いた。
ホリスティック医には「体のあちこちに他の癌を作るよ」と言われ・・・
内科医には、血液検査とエコーで肝臓も心臓も不安になる要素はないと太鼓判を押され、「そこに放射線があったら何でやらないの?と言うくらい形質細胞腫には効果がある」とおされた。
でも、どの獣医さんにも「よく気づいたね〜」と言われ、このサイズで見つけたからこそ、様子を見ずに このサイズのうちに対処するべきだと言われた。
そんなこんなで決めました!
放射線治療受けます。
3回くらいでダメかな?とか、その都度のてぃだの体調、麻酔の醒め方を見ながら大学病院で相談してみます。
抗がん剤は本当に必要でなければやめようと思います。
8月13日が初日です。
それまでに放射線治療に負けない体づくりをホリスティック医の指導の元おこなっています。
がんばれ〜!
靴下てぃったん